3月の新刊、和田博巳(著)『楽しい音の鳴るほうへ はちみつぱい・和田博巳の青春放浪記1967-1975』の刊行を記念して、4月5日に下北沢の3313アナログ天国でトークイヴェントを開催します。
浪人生時代に東京のカウンターカルチャーにどっぷり浸かった和田さんは、高円寺にジャズ喫茶「ムーヴィン」を開店。店にやって来るユニークな仲間たちとの自由な生活を謳歌する一方で、はちみつぱいの音楽に衝撃を受け、ベーシストとして加入。ミュージシャンになる夢を叶えます。バンドの解散によってその夢が潰えるまでを綴ったのが本書です。
この刊行を記念して、高校時代からはちみつぱいを追いかけ続けてきた音楽評論家の湯浅学さんとの対談をお届けします。いまや伝説となっている「ムーヴィン」や、はちみつぱい時代の話などを掘り下げていきますので、ご期待ください。
ご予約はこちらからどうぞ!
●日時
4月5日(土) 開場:14時30分 開演:15時(約2時間)
●会場
下北沢「3313アナログ天国」
〒155-0033 東京都世田谷区代田5-34-19-4F(階段のみ)
※成城石井下北沢店の隣、1階がピタットハウスのビルの4階
●定員
40名 ※当日空いていれば当日入場も可能
●参加費
2000円(1ドリンク込み) 当日現金払い
※追加ドリンク:500円均一
●出演者プロフィール
湯浅学(ゆあさ・まなぶ)
1957年横浜生まれ、音楽評論家。ジャンルを越えて無数の音楽について、雑誌や書籍、ライナーなどで旺盛な執筆活動を続けている。学生時代に大瀧詠一の事務所でアシスタントを経験。82年に根本敬、舩橋英雄とともに結成した「幻の名盤解放同盟」やバンド「湯浅湾」での活動もよく知られている。『ボブ・ディラン ロックの精霍』(岩波新書)ほか多数の著書がある。
和田博巳(わだ・ひろみ)
1948年、茨城県生まれ、北海道育ち。69年にジャズ喫茶(のちにロック喫茶)「ムーヴィン」を高円寺で開店。71年からはちみつぱいのベーシストとなり、アルバム『センチメンタル通り』を発表。バンド解散後、札幌で「和田珈琲店」を開店(のちに「バナナボート」)。85年に再び上京し、細野晴臣のマネージャーを務め、はっぴいえんど再結成プロジェクトやピチカート・ファイヴのデビューに関わる。音楽プロデューサーとしても、あがた森魚、ザ・コレクターズ、オリジナル・ラヴ、高田渡などを担当。98年に札幌でバー「Tutti」を開店すると共に、オーディオ誌での執筆を本格化。現在までオーディオ評論家として活動しながら、はちみつぱいも継続中。