発売迫る!

音盤博物誌

太陽印刷さんから荷物が届きました。いそいそと段ボールをあけるワタシ。はやる気持ちを抑えて茶色の紙包みをはがします。中身よりも先に刷りたてのインクの匂いがぷーんと──何年編集者をやっていても心躍る瞬間です。中身はもちろん、新刊書籍の見本。『片山杜秀の本2 音盤博物誌』がようやくできあがりました!
今回は前作『音盤考現学』にくらべて48頁の大増量。じっさいに手に持ってみると違いがよくわかります。ぱらぱらとめくると、本からこぼれそうになるほどてんこ盛りになった活字たち。さらにさらに、「初版限定特別付録」として、「謎の袋とじ」が付いてます!(ぜひ書店でご確認を!)
もちろん、内容がまたまた素晴らしい! 元祖“眼鏡っ子作曲家”シューベルトから始まる「近眼派音楽」に思いを馳せたり、『戦場のメリークリスマス』の音楽を信時潔との関連で論じたり──もうとにかく、むちゃくちゃ面白い! 音楽批評がこんなに面白くていいのか! もちろん、いいんです。『音盤博物誌』を読んで、笑って、驚いて、そして音楽をもっと深く深く聴きこみましょう!
発売は5/24(土)。乞うご期待!

[木村]

<!–

hakubutsushi.jpg

–>