片山杜秀さんが『作曲の思想』を今年の3冊に

作曲の思想

昨日(12/26)付けの讀売新聞書評欄は、同紙書評委員が選ぶ「2010年の3冊」でしたが、片山杜秀さんが小鍛冶邦隆さんの『作曲の思想』を選んでくださいました。

 ……今年は1980年代の現代思想ブームのノリの音楽書が大豊作。(中略)(『作曲の思想』は)レヴィ=ストロースみたいな目線の音楽史。武満徹や三善晃をここまで冷徹かつ正当に位置づけるとは! 脱帽。

そのほかの2冊は大里俊晴『マイナー音楽のために』(月曜社)、椎名亮輔『狂気の西洋音楽史』(岩波書店)でした。

[木村]