日経新聞でアルテスパブリッシングが紹介されました!

本日(5/4)読書面(19面)の「活字の海で」で、先輩のミシマ社さんと並んで、弊社が紹介されました。タイトルは「気を吐く小出版社──企画力勝負でベストセラー」。
自由が丘の一軒家にオフィスを構え、書店との直取引でヒットを連発しているミシマ社さん、オフィスをもたずに自宅を仕事場にして音楽書を刊行する弊社と、小さな出版社ならではのビジネスモデルにスポットが当てられた記事となっています(記事の下には新しい出版ビジネスの旗頭ともいえるトランスビューさんの大広告が!)。

両者とも「出版不況とは感じていない」と口をそろえる。むしろ小さな出版社でも個性や企画力があれば躍進できる環境になってきたといえそうだ。

と結んでくださっていますが、これはほんとうに正直な実感です。
かといって「出版は活況か?」と問われると口ごもってしまいますが、世の中の景気や流行に左右されずに、自分の読みたい本、ひとに読んでもらいたい本をつくりながら、身の丈にあった商売をしていきたいと思っているぼくたちにとっては、「活況」とはつまり「よい本がつくれて、多くのひとに読んでもらえること」、「不況」は「よい本が作れず、読者を得られないこと」とイコールです。
これからも、音楽書ならではの流通網・販路を活かしながら、売上げや利益から逆算して目標を立てるようなビジネスとは(できるかぎり)無縁な出版活動をしていきたいものだ、と思います。

[木村]

<!–

080504nikkei.jpg

–>