フルトヴェングラー・センターの会報で、『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』が紹介されました

リヒャルト・シュトラウス 「自画像」としてのオペラ

フルトヴェングラーの研究や情報提供、研究会、交流会などを行なっているフルトヴェングラー・センターの会報(第22号)で、『リヒャルト・シュトラウス「自画像」としてのオペラ』が紹介されました。
ナチス政権下のドイツで、リヒャルト・シュトラウスとフルトヴェングラーは、それぞれ帝国音楽院の総裁と副総裁の地位にあり、後に二人ともその職を追われます。
本書では、リヒャルト・シュトラウスが、この要職を務めながらもユダヤ人作家ツヴァイクとの共作をどのように続けたか、ナチ側の執拗な干渉にどう対していったのかが、詳しく調査・研究されていることに触れ、「R.シュトラウスの置かれた環境や行動にフルトヴェングラーを照らし合わせて考えることで、フルトヴェングラーに対する理解がより深まる」と紹介していただきました。
どうもありがとうございました。

[松岡]