ピアニストの今井顕さんが『教養としてのバッハ』を書評!

教養としてのバッハ

KINOKUNIYA書評空間BOOKLOGで、ピアニストで国立音楽大学教授の今井顕さんが『教養としてのバッハ』を書評してくださいました。
http://booklog.kinokuniya.co.jp/imaiakira/archives/2012/05/post_74.html
国立音楽大学で昨秋おこなわれた連続講義が母体となった同書の、いわば舞台裏をよくご存知の今井さんならではの詳しい書評。

バッハの世界は奥が深い。緻密ゆえにハードルが高そうな音楽に思えても、素直に先入観を持たずに聞いてみれば、対位法と呼ばれる作曲技法を理解できるか否かを超越してダイレクトに心に訴え、感動を呼び起こす力が並外れて大きな音楽であることがすぐわかる。そこには宗教の力も関与しているのだろうか、それとももっと別の要素によるものなのだろうか。いずれにせよ、最新の専門的かつ広範囲な知識に触れることのできる、貴重なダイジェスト版バッハ入門書である。

このように結んでくださってます。ありがとうございました。

[木村]