【書評】『作曲の思想』|『レコード芸術』(2011年3月号)

作曲の思想

昭和音楽大学でアート・マネジメントを講ずる中村晃也さんが、小鍛冶邦隆さんの『作曲の思想』をとりあげてくださいました。「うかつに序から読んだりすると、その智に圧倒され、3行で降参というケースもあろう」などと、小鍛冶さん独特の文体への注文を付けながらも、

 本書は、180ページの小ぶりの1冊。侮るべからず。ついに日本の音楽界にも、このように音楽を見、語り、論ず時代が到来したのだとうれしくなる。心ある音楽家諸氏必読の書か。

と高く評してくださいました。ありがとうございます。

[木村]