『RDV』にて『オーケストラは未来をつくる』が紹介されました

ハニカムが創刊した新しいファッション誌『RDV』にて、ライターの小田島久恵さんが「文化的な教養を求めているエリート予備軍」に向けて、10冊の音楽書を紹介。そのなかの1冊として、潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』をとりあげてくださいました。

現在のオーケストラの理想の形の一つを知ることができるのが、『オーケストラは未来をつくる』です。地元密着型のローカルな楽団からアメリカを代表する存在へと成長したサンフランシスコ交響楽団の運営がいかにうまくいっているかについて、ジャーナリストが書いたルポ本です。アメリカの「ビッグ5」と呼ばれるオーケストラでさえも、演奏会の回数が減ったり、経営破綻に追い込まれたりしている現在において、いかに地元に愛される努力をし、プログラム構成に工夫してきたかということに迫っています。

小田島さん、ありがとうございました。

[木村]