『ピアノの本』で『ドビュッシーと歩くパリ』紹介

『ピアノの本』3月号(No.227)で小沼純一さんが担当されている「BOOK」のコーナーで、中井正子さんの『ドビュッシーと歩くパリ』が紹介されました。

本書では、代表的なピアノ作品5曲と作曲家の生涯をかさねながら章がくみたてられ、そこに著者が留学したこと、ドビュッシーの足跡をたどったことが重ねられてゆく。いわば3つの時代を行き来するとでも言ったらいいか。

そうなんです。パリの街並みをそぞろ歩いているうちに、ドビュッシーの時代に迷い込んだり、自分がコンセルヴァトワールで勉強していた時代にふと戻ったり、その交錯がとても面白いと思います。
小沼さん、どうもありがとうございました。

[木村]