『ケルト音楽名盤再訪』第2回

おおしまゆたかさんの連載『ケルト音楽名盤再訪』の第2回をアップしました。取り上げられたアルバムは、アルタンが1990年に発表した『レッド・クロウ』。アルタンといえばその3年後の『アイランド・エンジェル』が代表作として知られていますが、そこに至る画期を成した作品として位置づけたおおしまさんの聴き方には、教えられること大です。
1997年の3月、とうとう日本にやってきたアルタンの音を初めて生で体験したのは、銀座・山野楽器で行なわれたインストア・ライヴでのことでした。あのときの、とくにフィドルの衝撃はいまだによく覚えています。ラフォーレ原宿でのコンサートにも心震えました。98年にはマレードたちの故郷ドニゴールの町ブンベグまで出かけ、図々しくも彼女の実家を訪ねて歓待していただいたのも良い想い出です。個人的にそんな思い入れもあるアルタンですが、おおしまさんの原稿を読みながら、聞き直してみようと思っています。

[鈴木]