「音楽・知のメモリア」、第6回はシューベルトとチャイコフスキー

作曲の思想

小鍛冶邦隆さんによるウェブ連載「音楽・知のメモリア」は執筆快調! 第6回は「悔悟する2人のペテロ」と題して、シューベルト《未完成》とチャイコフスキー《悲愴》という2つの交響曲を題材に、ロマン主義における悲劇性の本質をえぐっていきます。
「歴史的キリスト教社会と近代市民社会における、個人の在りかとしての「告白」という演技性が、表現する主体の根拠となる」という指摘は、文明論としてもたいへん刺激的です。

[木村]