陣野俊史さんが『サンデー毎日』で『現代政治と現代音楽』を書評!

『サンデー毎日』1/19号にて批評家の陣野俊史さんが片山杜秀さんの『現代政治と現代音楽』を書評してくださいました。全文をウェブでも読むことができます。

 2010年から2011年にかけての放送を文字に起こした本書は、やたらに政治を話題にしている。小沢一郎や三島由紀夫や「海ゆかば」という曲やその他いろいろ。時間を自在に往還するのも片山の特徴だ。政治思想研究が本職だから、このあたり、専門知識を出し惜しみしていない。

 ブーレーズの指揮する、ドビュッシーの「海」をかけながら、三島由紀夫が海を愛したことを話す。そんなラジオはやはり貴重だ。ご一聴あれ。

陣野さんが「ご一聴あれ」と書かれているミュージックバード「片山杜秀のパンドラの箱」については、こちらをご覧ください。
http://musicbird.jp/programs/pandora/

[木村]