「片山杜秀の本」シリーズ(弊社刊)でおなじみの政治思想史研究者で音楽評論家の片山杜秀さんが、このたび『未完のファシズム』(新潮選書)で、第16回司馬遼太郎賞を受賞されました。同時受賞は赤坂真理さんの『東京プリズン』(河出書房新社)。
朝日新聞デジタル:司馬遼太郎賞に赤坂真理氏と片山杜秀氏
http://www.asahi.com/culture/update/1205/TKY201212050688.html
司馬遼太郎記念館:司馬遼太郎賞とは
http://www.shibazaidan.or.jp/17shibasho/index.html
過去の受賞者の顔ぶれがすごい! 立花隆さん、塩野七生さん、宮城谷昌光さん、宮崎駿さん……。これで片山さんも、名実ともに「日本の思想家」の仲間入りをはたしたといえるのでは?
「片山杜秀の本シリーズ」の最新刊『線量計と機関銃』は、今回の受賞作『未完のファシズム』のダイジェスト的な内容も含むとともに、さまざまな顔をもつ「現代の知の巨人」の全体像を知るうえで格好の書籍です。
おりしも、12/11(火)には東京大学駒場キャンパスで「麻木久仁子と片山杜秀の年忘れ時事放談」が開催! 東大生協ではアルテス・フェアも開催中です。ぜひこの機会に『線量計と機関銃』ほか「片山杜秀の本シリーズ」を手にとってみてください!
[木村]