『ケルビーニ 対位法とフーガ講座』の訳者、小鍛冶邦隆さんが朝日カルチャーセンター新宿教室にて、「対位法とフーガって何だろう」と題して講座を開催します。
ケルビーニの本を参考に、「バッハのインヴェンション、シンフォニアやフーガの対位法の理解や演奏法について、ときおりフレーズをピアノで確かめながら、わかりやすく説明」するという内容。作曲技法のなかでも敷居の高い対位法やフーガの印象が変わるかも!? 詳細は下記のとおりです。ぜひご参加ください!
♪出版記念講座♪ 大作曲家が使った教科書から学ぶ
対位法とフーガって何だろう
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=212907&userflg=0
講師名:作曲家 東京藝術大学作曲科教授 小鍛冶 邦隆
講座内容:
シューマンやショパン、ドビュッシーらも学んだという、ルイージ・ケルビーニ「対位法とフーガ講座」。著名なオペラ作曲家にしてパリ音楽院院長のケルビーニが著した、19世紀後半のヨーロッパで、もっとも有名な対位法・フーガの教科書が翻訳されました。
訳者であり東京藝術大学作曲科教授の小鍛冶邦隆氏が語ります。対位法の基礎からフーガの奥義まで網羅しているこの名著を紹介しながら、ピアノ学習者や指導者の悩みの種でもある、バッハのインヴェンション、シンフォニアやフーガの対位法の理解や演奏法について、ときおりフレーズをピアノで確かめながら、わかりやすく説明します。ピアノを学んでいる方、指導されている方はもちろん、音楽を愛好される方にも参加していただきたい講座です。この機会に対位法とフーガに親しみましょう。
日時:2013年9月21日(土)15:30-17:00
受講料(税込み):会員 3,150円/一般 3,780円
お申し込み:https://www.asahiculture.com/LES/basket.asp?JCODE=0001
※講座当日、ケルビーニ『対位法とフーガ講座』(アルテスパブリッシング)を特別価格で販売します。
講師紹介:小鍛冶 邦隆(こかじ・くにたか)
1955年生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。同大学院作曲科を経てパリ国立高等音楽院作曲科でメシアン他、およびウィーン国立音楽大学指揮科でスィトナーに学ぶ。クセナキス国際作曲コンクール(パリ)第一位、東京現代音楽アンサンブルCOmeTのディレクター・指揮者として第3回佐治敬三賞(室内オーケストラの領域Ⅲ)受賞他。著書に「作曲の技法 バッハからウェーベルンまで」(音楽之友社)、「作曲の思想 音楽・知のメモリア」(アルテスパブリッシング)、CDに「ドゥブル・レゾナンス 小鍛冶邦隆作品集」「銀色夏生の詩によるマドリガルⅠ-Ⅵ」(ALM records)。現在東京芸術大学作曲科教授、慶応義塾大学文学部非常勤講師。