山崎浩太郎さんが『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』を紹介

ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた

山崎浩太郎さんがご自身のホームページ「はんぶるオンライン」の「可変日記」6月11日の項にて、青山通さんの『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』をとりあげてくださいました。
山崎浩太郎のはんぶるオンライン
http://www.saturn.dti.ne.jp/~arakicho/

 幼年期から思春期、人の個性が確立する時期だ。だが、少年の活動範囲などせまいものだから、母親が観ていたテレビ、友人の兄がもっていたLP、そうした偶然の積み重ねで、著者は真実を知る。
 (中略)
 当時の情報の入手方法はかぎられていて、週刊誌や月刊誌に一度だけ載った記事に出会えるかどうかなどの偶然で、勝負はきまったのだ。偶然性と記憶力だけが頼りで、あとで引用しようにも、確実なソースなど示せるはずもない。
 その推理小説じみた謎解きの過程を、じつに面白く読ませる本。

山崎さんも著者と同世代(2学年下)、強い共感を抱いてくださったようです。山崎さん、ありがとうございました。

[木村]