音楽学者・岡田暁生さんとジャズ・ピアニストのフィリップ・ストレンジさんによる異色のジャズ入門講座が6月21日(土)16:00-17:30、朝日カルチャーセンター新宿教室にて開催されます。じつはこれ、アルテスから5月に刊行予定の新刊『すごいジャズには理由(ワケ)がある──音楽学者とジャズ・ピアニストの対話』の出版記念企画。
これまでクラシックの音楽学と音楽評論の分野で、第一人者として活躍を続けてきた岡田さんですが、ここ数年、どっぷりとはまっているのがジャズ・ピアノ。「担当編集者諸氏には内緒」とのことですが、1日?時間の練習は欠かすことがないほど。そんな岡田さんの師匠が「なぜか大阪在住」のアメリカ人ピアニスト、フィリップ・ストレンジさん。ビル・エヴァンズと並び称されるピアノの巨匠クレア・フィッシャーの愛弟子であり、キース・ジャレットにかんする大部の論文もものした知性派。アルテス木村も目撃したそのレッスンは、ジャズにとどまらず、シェーンベルク、ストラヴィンスキーなど20世紀以降の音楽全般への深い造詣をベースにした目からウロコの面白さ。
それを本にしたのが前述の共著ですが、さらにその内容をライヴでお聴かせしようというのが、今回の朝日カルチャーセンターでの講座です。前半は岡田さんとストレンジさんのトーク、後半はフィリップさんのピアノをお楽しみいただきます。詳細とお申し込みは下記リンクから。
http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=245167&userflg=0
ともに関西在住の岡田さんとストレンジさんのトークと音楽を関東で体験できる貴重な機会です。ぜひお早めにお申し込みください!
[木村]