『関西音楽新聞』9月号に『線の音楽』書評掲載

線の音楽

『関西音楽新聞』第747号(9月号)にて、近藤譲さんの『線の音楽』の書評が掲載されました。評者はいずみホールのステージマネージャーである小味渕彦之さんです。
「これを読むと、調性音楽から偶然性の音楽へ至った20世紀に起こった音楽の変遷を受け、近藤が自らの音楽を如何に生み出すのかを熟考したことがよくわかる」と述べ、
「その上で『線の音楽』を聴けば、音楽が第一義に音と音の関係性で構築された芸術であることが、不思議なほどすっきりと腑に落ちるのだ」と、本とCDを関連づけて評してくださっています。
『線の音楽』が、いかに思想と音楽とが深く結びついているものであるかということがよくわかりますね。ありがとうございました。[長谷]