『週刊読書人』にて『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』が紹介されました

「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?

横浜国立大学准教授の小宮正安さんが『週刊読書人』2013年12月20日号の「2013年回顧 芸術(音楽)」のコーナーにて、「読みごたえがあったにもかかわらず書評に取り上げられなかったもの」という括りで、吉原真里さんの『「アジア人」はいかにしてクラシック音楽家になったのか?』を挙げてくださいました。

ヨーロッパの社会や伝統のまっただ中から生まれたといっても過言ではない『クラシック音楽』。その魅力に捉われ、クラシック音楽の道に足を踏み入れたアジア人たちの葛藤だけでなく、彼らが(主にプロの)音楽家たりえた仕掛けを、机上の研究だけでなく実際のインタビュー等も含めて生々しく炙り出す。

と評していただいています。
この記事の冒頭部分で「書店ではたいがいこの手の著作は『音楽書』のコーナーだけに収められてしまうのが、本当にもったいない」とおっしゃっているのに、おもわずうんうんと頷いてしまいました。[長谷]