『レコード芸術』『ショパン』で『オーケストラは未来をつくる』紹介

『レコード芸術』と『ショパン』の1月号で、潮博恵さんの『オーケストラは未来をつくる』が紹介されました。
『レコード芸術』では巻頭に11月に来日したマイケル・ティルソン・トーマスへのインタビューを掲載。関連書籍として、紹介していただいいるほか、「BOOKMARK」のコーナーでは音楽評論家の満津岡信育さんが書評をしてくれています。

……グローバル化が著しく進展し、聴衆のライフ・スタイルが大きく変化した時代のなかで、クラシック音楽、とりわけオーケストラになにができるのかという問いかけを発して、それと向き合いながら、MTTとサンフランシスコ響が成し遂げた成果は、音楽面においても、運営面においても、今後のオーケストラのあり方の参考となるに違いない。……一連のインタヴューの最後に登場するMTTの言葉が、「私たちは、すべての世代が音楽への好奇心と興味をもちつづけられるよう活動しているのです」というフレーズで閉じられている点も、とても意味深いものがあると思う。

『ショパン』のほうは「編集部おすすめブックコーナー」でのレビュー(ちなみに同誌の巻頭インタビューはピアニストのユジャ・ワン。もちろん、マイケル・ティルソン・トーマス&サンフランシスコ交響楽団とのアジア・ツアーの話題が中心です)。

[木村]