大石 始著『ニッポンのマツリズム 盆踊り・祭りと出会う旅』を7月に刊行します

音楽ライター/編集者/DJの大石始さんの新著『ニッポンのマツリズム 盆踊り・祭りと出会う旅』を7月上旬に発売します。

祭り好きにはおなじみの東京は錦糸町の河内音頭盆踊り、徳島や高円寺の阿波おどりをはじめ、青森県五所川原の「立佞武」、秋田県西馬内の盆踊り、岐阜県の郡上おどり・白鳥おどり、奄美のアラセツ行事、沖縄のエイサーなどなど、全国各地の盆踊りと祭り体験をレポートする全13章。

南米のカーニバルやレゲエのサウンド・システム、レイヴ・パーティーに熱狂していた著者は、高円寺阿波おどりと錦糸町の河内音頭に打ちのめされたのをきっかけに、日本の祭り行脚を始めます。身近なようで縁遠かった伝統的な祝祭空間のなかで著者が見出したのは、それまでまったく知らなかった日本列島の姿でした──。

ある時は思わず踊りの輪の中に飛び込んで我を忘れ、ある時は音楽ジャーナリストとして資料を漁って歴史をひもとき、そんな著者の驚きと興奮が伝ってくる熱気あふれる探訪記、数々の写真(一部カラー)とともにどうぞお楽しみください!

なお本書は、雑誌『アルテス』の連載「まつりの島」に書き下ろしを加えて単行本化したものです。

大石始[著] ケイコ・K・オオイシ[写真]
『ニッポンのマツリズム 祭り・盆踊りと出会う旅』
定価:本体2000円[税別]
発売:2016年7月8日予定
四六判変型・並製・288ページ
ISBN978-4-86559-145-3  C1073
ブックデザイン:中島美佳
[音楽/伝統芸能/ノンフィクション]