コーラス、吹奏楽、オーケストラの指揮者・指導者必携!
バトンテクニックの基礎から各種の編成、拍子、表現まで実践的に解説。
「セビリャの理髪師」「展覧会の絵」ほかオーケストラの名曲にも挑戦!
2008年の初版刊行から7刷を数える人気教本が大幅に増補改訂。
基礎学習に最適なブルクミュラーの練習曲や「Believe」「明日へ」「重なり合う手と手」など学校で人気の合唱曲、「セビリャの理髪師」など本格的なオーケストラ曲も新たに増えて、さらに学びやすくなりました。
基本から実践まで1冊でカバーできる指揮法教程の新定番です!
プロフィール
山本訓久(やまもと・のりひさ)
愛知県蒲郡市に生まれる。
国立音楽大学卒業、東京藝術大学大学院音楽研究科修了(器楽:ユーフォニアム専攻)。
ウィーン音楽大学指揮科に学ぶ。指揮をU.ライオヴィッツ、山岡重信、高階正光、和声を新実徳英、古楽奏法についてスヴェン・ベリエル、ユーフォニアムを三浦徹、大石清、トロンボーンをカール・ヤイトラー(ウィーン・フィル)の各氏に学ぶ。
2002年に新しいコンセプトによる金管楽器のグループ「アンサンブル・ペガサス・トウキョウ」を結成し、これまでに国内での演奏会のほかにチェコ、ドイツ、オーストリア、ノルウェー、スウェーデンで数多くの音楽祭等に招かれ、公演をおこなっている。またヨーテボリ大学とオスロ音楽院では「古楽奏法」にかんする公開セミナーもおこなった。
2016年、新実徳英の《神はどこに?》A.E.59の吹奏楽版編曲をおこない、東京ウインド・シンフォニカ第5回演奏会にて初演。その編曲版を2018年に東京ハッスルコピーより出版。
著書に『新版学ぼう指揮法Step by Step』(アルテスパブリッシング)、CDに『A Flourish of Brass ブラスの花束』(山本訓久指揮、アンサンブル・ペガサス・トウキョウ、Musica Residiva, Sweden)、『ホルスト:組曲第1番(原典版)ほか』(山本訓久指揮、東京ウインド・シンフォニカ、Cryston)などがある。
東京学芸大学教授、国立音楽大学講師、放送大学講師。東京ウインド・シンフォニカ音楽監督。
CONTENTS
はじめに
第1部 基礎篇
指揮法テクニックの分類と基本の図形
第2部 実践篇
ステップ1|平均運動としゃくい
ステップ2|叩きと引掛け
ステップ3|合唱曲の指揮
ステップ4|いろいろな拍子
ステップ5|フェルマータ
ステップ6|1拍3分割
ステップ7|テンポ・ルバートへの対応
ステップ8|シンフォニーなどのレパートリーから
ステップ9|特別な練習
巻末譜例集
ピアノ2手および4手による交響曲などの楽譜