日本経済新聞の6/18付け夕刊「目利きが選ぶ今週の3冊」にて、風俗史家の井上章一さんが岡田暁生さんとフィリップ・ストレンジさんの『すごいジャズには理由(ワケ)がある』を書評してくださいました。
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO72916380Y4A610C1NNK001/
岡田の耳にも感心するが、ストレンジの読み解きには、あちこちで目の中の鱗(うろこ)をおとされた。これまで自分は、何を聴いてきたんだろうと反省する。
と絶賛してくださっています。「カタカナ表記も、類書の慣例にはしたがわない。マイルスではなく、英語の音に近いマイルズとなっている。これもまた、音へのこだわりか」ともありますが、たしかにフィリップさんは「マイルズ」と濁って発音されるんですよね。
井上さん、ありがとうございました!
[木村]