11月27日付神戸新聞読書面に椎名亮輔さんの『デオダ・ド・セヴラック』の書評が掲載されました。評者はなんと、あのベストセラー『シングル・ライフ』の著者でフランス文学者の海老坂武さん。
そう、「香り」そして「匂い」はこの本の鍵となる言葉だ。セヴラックの音楽には民俗的要素がある。これが「香り」ということなのだろうが、彼にとって民俗的要素とは正確には何なのか。素材なのか、雰囲気なのか、インスピレーションなのか。その答えを求めて著者は旅をする。
本の内容、そしてセヴラックの音楽への心からの共感にあふれた、とてもうれしい書評です。最後にはコジマ録音から出た奈良ゆみさんと椎名さんのCDも紹介されています。
[木村]