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2010年10月26日

竹下節子さんがトリオを率いて来日公演

パリ在住の文化史研究者、竹下節子さんが数年ぶりに自身のアンサンブル「トリオ・ニテティス」を率いて来日公演をおこないます。『無神論』(中央公論新社)などをはじめ、意欲的な著書を多数発表している竹下さんですが、バロック音楽の研究者、演奏家としても長いキャリアをもっています。アルテスでもぜひ何か書いていただきたい著者のひとり。演奏会の詳細は以下のとおりです。

[木村]

MUSIQUE ET DANSE BAROQUE
癒しの音楽 フランスバロックの隠れた華・ミオン
TRIO NITETIS/GUITARS
NOBUKO YUASA/BAROQUE DANSE
トラジェディ・リリックの上演形式に倣い、
お話を交え、三本のギター(正五度)とバロックダンスにより
シャルル・ルイ・ミオンのオペラ作品他を演奏。
デカルト直系の普遍的な科学として花開いた究極の心身音楽である
フランス・バロックを考察します。


トリオ・ニテティス
竹下節子[ギター/解説]ミレイユ・ジェラール[ギター] アキム・ミゥディ[ギター]
湯浅宣子[バロック・ダンス]
朝倉未来良[バロック・フルート/東京公演]

KYOTO[京都]2010年10月31(日)14:00開演 LESPACE ELAN レスパス・エラン
TOKYO[東京]11月3日(水・祝)14:00開演 HAKUJU HALL ハクジュホール
主催:トリオ・ニテティス

全席自由 前売3500円/当日4000円
お問合せ オフィスアルシュ 03-3565-6771
チケット取扱い 東京芸術劇場チケットサービス03-5985-1707
東京古典楽器センター03-3952-5515
CNプレイガイド0570-08-9990

ホール案内
LESPACE ELAN レスパス・エラン http://lespaceelan.web.fc2.com/
京都市中京区聚楽廻中町40-7-9F TEL075-822-0708
JR嵯峨野線二条駅下車 徒歩10分、地下鉄二条駅下車 徒歩10分

HAKUJU HALL ハクジュホール http://www.hakujuhall.jp/
渋谷区富ヶ谷1-37-5-7F TEL03-5478-8867
地下鉄(千代田線)代々木公園駅徒歩5分、地下鉄(小田急線)代々木八幡駅徒歩5分 

プログラム
Ouverture 序幕…四季
ミオン(1699-1775):オペラ[優美な四季]より 
冬、ゼフィール、ムニュエ、バッカス
Prologue  プロローグ…ダンスのはじまり 
ミオン:オペラ[優美な四季]より フォルラーヌ 
Acte premier 第一幕…ギター
モンドンヴィル(1711-1772):ヴァイオリンとチェンバロのためのロンド
ミオン:オペラ・バレー[ジュリーとオヴィッド]より 陽気な踊り、ルール
Acte second 第二幕…王立アカデミー・オーケストラ
ミオン:オペラ・バレー[ジュリーとオヴィッド]より
行進曲、パスピエ、リゴドン

Acte troisième 第三幕…神秘の世界
ラモー(1683-1764):オペラ「ゾロアストル」より甘美な踊り
ミオン:オペラ「ニテティス」より 精霊の踊り

Acte quatrième 第四幕…ヴェルサイユの音楽教師
ミオン:オペラ・バレー[ジュリーとオヴィッド]より
ムニュエ、エール、ヴィフ

Acte dernier 終幕…ベル・ダンス
ミオン:オペラ・バレー[ジュリーとオヴィッド]より
サラバンド、コントルダンス
Épilogue エピローグ  
デュフリー(1715-1789):ロンド(チェンバロ曲)

正五度ギターの冒険
バロック・オペラの全パートとそのエスプリの再現を目指して試行錯誤を続けてきたトリオ・ニテティスは、平均律クラシック・ギターをカスタマイズして五度音程の濁りを最小化することに成功しました。音量があり、繊細な装飾音を可能にする弦の張力を持つクラシック・ギターの強みをそのままに、中高音部にはヨーロッパ産のエピセア材のギター、低音部はレパートリーに合わせた10弦ギターに、五度音程の安定を図った非平均律のフレットを施し、418ヘルツの基音で演奏します。古楽器やチェンバロ1台では表現不可能の独特のピュアな音色をお楽しみください。

語りのコンサート
バロック・オペラはフランスでも今はなじみのないものです。音楽学者の集まりでもあるトリオ・ニテティスは、2003年の日本公演ではもちろんフランスでも解説つきのコンサートによって、聴衆の楽しみをより大きなものにしてきました。今回は特に、バロック・ダンサーの湯浅宣子によるオリジナル振り付けによって、さまざまなタイプの舞踊曲を味わっていただけます。フランス・バロック・オペラはすべて、国王のために創作され捧げられてきたものです。このコンサートは、そのオペラの雰囲気を喚起するために、タイトルつきの序幕やプロローグ、エピローグを含む展開で構成されています。

ヴェルサイユの音楽教師・ミオン
トリオ・ニテティスの名の由来であるオペラ『ニテティス』の作曲家であるシャルル=ルイ・ミオンは、ルイ15世の子供たちの音楽教師でありながら病のために忘れられたフランス・バロックの秘宝です。トリオ・ニテティスは彼の残した3つのオペラを発掘し、演奏する世界で唯一のアンサンブルです。シャルル=ルイ・ミオンの曲を発見し、正五度クラシック・ギターの音色を楽しみ、バロックのエスプリに迫る新振り付けのダンスをどうぞ楽しんでください。
プロフィール
竹下節子(ギターと解説)
フランス在住。アンサンブル・フランシリアン創立メンバーを経て、クラシック・ギターによるバロック音楽アンサンブル「トリオ・ニテティス」を創設。1996年よりパリ市立コンセルヴァトワールでバロックバレエを研究中。国際文化交流サロン「シューベルシアード」主宰。東京大学及び同大学院、パリ大学博士課程、高等研究所に学んだ比較文化研究者であり、宗教文化関係の著書多数。フランス・バロック音楽については『バロック音楽はなぜ癒すのか』(音楽之友社)がある。CD「ルイ15世の時代のオペラバレエ音楽/トリオ・ニテティス」リリース。

ミレイユ・ジェラール(ギター)
ソロ・ギタリスト。ミュロー音楽院ギター教授(ギター教授フランス国家資格者)。パリ近郊の二つの音楽院のクラシック・ギター科を審査員賛辞付優等で卒業、パリ大学音楽学終了。バロック・ギターとテオルブを学び複数のバロック・アンサンブルで演奏活動。

アキム・ミゥディ(/ギター)
ソロ・ギタリスト、チェンバロ奏者、指揮者、作曲家。パリ大学音楽学、パリ市音楽院作曲科卒業。フランス音楽アグレガシオン(大学教授資格)取得者。

湯浅宣子(ゆあさ のぶこ/バロックダンス) 
立教大学卒業。教会音楽学校他で古楽演奏を学ぶ。バロックダンスをP.ウェイト、ルネサンスダンスをP.ディクソン、D.クリックシャンクに師事。バロックダンスをK.ピアース、P.-W.ボーゲス、T.ベアード、古典マイムをS.ボーデンに学ぶ。2004,06年英国CDDB日本公演を企画。国内外で公演・講習を行っている。舞台衣装を考証・製作。「岡山県芸術文化賞」受賞。英国コンソート・デ・ダンス・バロック(CDDB),ロスティボリ・ルネサンスダンス所属。岡山アーリーダンスクラブ代表。

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