12月3日に発売された月刊誌『東京人』1月号の「本」コーナーで、レギュラー書評同人の詩人、小池昌代さんが『村上春樹にご用心』を取り上げてくれました。
『走ることについて語るときに僕の語ること』ほか村上春樹の作品とともに見開き2ページでたっぷり。“「欠いている」ものを体感する読書”というタイトルのもと、内田さんが論じた「激しく欠けているもの」「欠性的なリアリティ」を重ね合わせながら、ご自身の身体的村上春樹読書体験(「死者の感触」を得る「不気味な快楽」)と村上春樹の中心をなす「空白」を語っています。ぜひご一読ください。[鈴木]