発売を1ヶ月後に控え、『村上春樹にご用心』の編集作業も大詰めを迎えているところに、たいへんおめでたいニュースが飛び込んできました。
内田樹先生の『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)が、第6回小林秀雄賞を受賞したのです! この本、まったくの門外漢である僕にも、ユダヤ人という存在のややこしさを鮮やかに提示してくれてじつに刺激的でした。こういう形でお仕事が評価されて嬉しいかぎりです。
詳しくは公式サイトや平川克美さんのブログをご覧ください。
平川さんの「先に言葉があって、その半歩後ろを生活がついていくといった書き方をしていたはずである」という評は言い得て妙ですね。[鈴木]