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2012年10月14日

『アルテス』VOL.3、10月24日発売!

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ジャンル無用の音楽言論誌創刊、第3号! たいへんお待たせして申し訳ありません!
岡田暁生×片山杜秀ほかによる「追悼 吉田秀和」と、鈴木慶一ロング・インタビュー、湯浅学×田口史人ほかの「レコード・録音・記録」という特集2本立てでお届けします。加えて三輪眞弘の論考を一挙掲載するほか、波多野睦美、大和田俊之、輪島裕介、川崎弘二、藍川由美ほか強力な連載陣も好調です。早いところでは23日から店頭に並び始めますので、ぜひご覧ください。

A5判・並製・240頁
定価:本体1500円+税
発売:2012年10月24日
ISBN978-4-903951-57-7 C1073
デザイン:宮一紀
編集協力:公魚(高橋智子、渡邊未帆)

●内容
[特集]追悼 吉田秀和
対談|岡田暁生×片山杜秀「吉田秀和とは誰だったのか?」
吉田純子(朝日新聞)|「大丈夫。芸術は絶対に死なない」
著作解題/年譜

[特集]レコード・録音・記録
インタビュー|鈴木慶一「はじまりはレコードだった。」
対談|湯浅学×田口史人「アナログは“音そのもの”、CDは“いれもの”」
西島千尋|「レコードする」日本人
対談|有馬純寿×ヲノサトル「録音という欲望について」

[研究]
三輪眞弘|アルゴリズミック・コンポジションの(不)可能性

[連載]
波多野睦美|うたうからだ[2]
大和田俊之|倍音と幽霊──ハリー・スミスのアメリカ[2]
輪島裕介|カタコト歌謡の近代[3]トニー谷のインチキ英語は戦後アメリカニズムのB面だった
川崎弘二|武満徹の電子音楽[3]ミュジック・コンクレートとシュルレアリスム
石田昌隆|音のある遠景[3]
小野幸恵|和の変容[2]鎮魂の歌声「声明」

[Re: music...〈音楽へ──〉]
大石始|まつりの島 La isla de carnaval[3]日本最強のダンス・ミュージックが生み出す祝祭空間〜東京高円寺阿波おどり
藍川由美|谷川雁を読む[2]「こいは、俺たちの歌ばい」
濱田芳通|歌の心を究むべし[3]ダ・ヴィンチはオペラを作ったか?
おおしまゆたか|アラブ、アイルランド、アメリカをめぐる音楽の旅(下)音源編2
鈴木治行|イマジナリア[3]イメージと音の危うい関係──自己言及へ
ト田隆嗣|Suara, macam2(スアラ・マチャム・マチャム)音声、いろいろ[3]コロコロ、コロコロ、転がって

[エッセイ/レポート]
毛利嘉孝|二〇一二年夏、首相官邸前
成田麗奈|ドビュッシーの目を通してみる美術の世界

[著者エッセイ]
特別対談:片山杜秀×田中美登里|ラジオと声と録音と
光嶋裕介|ファラオとゲッツ
畑野小百合|ファジル・サイ、あるいは世界市民
小野幸恵|祖母の「おはなし」
礒山雅|天上のバッハに知らせたいこと
オヤマダアツシ|“マニアック”なビギナー向け音楽祭──ラ・フォル・ジュルネの楽しみ方。

[書評]
大和田俊之|デイヴ・トンプキンズ『エレクトロ・ヴォイス』
金子智太郎|Steve Roden, ...i listen to the wind that obliterates my traces

[フィクション]
山崎春美:ロッカウェイビーチ[3]

●オフィシャルFacebookページ
アルテス|magazine for music and culture

2012年12月21日

『ミュージック・マガジン』1月号に『アルテスVOL.03』の書評掲載!

昨日発売された『ミュージック・マガジン』1月号に『アルテスVOL.03』の書評が掲載されました! 「硬質ながら読み応えがある」「(ひとつひとつの記事のページ量が多い)これだけの物量がなければ伝わってこないことがある。その意味で実に贅沢な誌面構成だ」と評していただきました。その量を維持するのがなかなか楽じゃないんですが^^;、心強いエールを受け取った気持ちです。評者の小川真一さんと編集部に感謝!

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