小坂裕子さんの『フレデリック・ショパン全仕事』のもとになった「ショパン・ピアノ全作品連続演奏会」を主催するなど、アルテスもひじょうにお世話になっているタカギクラヴィアの高木裕さんが新著を出しました。
前作、『スタインウェイ戦争』(洋泉社新書)は、ちょっとハードボイルドタッチで、「戦うピアノ調律師」高木さんの面目躍如といった内容でしたが、今回はピアノや調律に関心のあるすべての読者向けに、「やさしい高木さん」(こっちがほんとうの姿ですよね?)が、良い音とはなにか、そのためになにが必要かということをわかりやすく解説してくれています。
2010年11月12日