《盆踊りと祭りから見える「日本」の風景》宇都宮徹壱さんによる大石始インタビュー公開!

『幻のサッカー王国』(1998年、勁草書房)、『ディナモ・フットボール』(2002年、みすず書房)という無類におもしろいノンフィクション2冊で出会って以来、サッカー・ジャーナリスト/写真家、宇都宮徹壱さんのお仕事はずっと追いかけています。メルマガはずっと購読していたし、読者の集いにも出かけたことがあるほど、サッカーという分野では木村元彦さんとともに敬愛する書き手です。

その宇都宮さんが、7月にアルテスから刊行した『ニッポンのマツリズム』の著者、大石始さんをインタビューしてくださるという夢のような取材が実現したのが9月。その記事が「宇都宮徹壱ウェブマガジン」で先日ついに公開されました。「盆踊りと祭りから見える「日本」の風景 『ニッポンのマツリズム 盆踊り・祭りと出会う旅』著者 大石始インタビュー」がそれです。

サッカーと祭り、いったいどんな共通点が? と不思議に思う方もいるかもしれませんが、ともに日常から離れた祝祭空間ですし、宇都宮さんといえばワールドカップやヨーロッパ選手権などの大舞台を取材しても、その土地の人々の暮らしぶりや歴史と重ね合わせながら多様なサッカーのあり方を活写してきた方。しかも近年は小さな日本の地方クラブの現状を精力的に取材されていて、新著『サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ』(カンゼン)を上梓されたばかり。そんな宇都宮さんにとって、大石さんが現場に身を投じて体験してきた日本各地の(とりわけ無名)の祭りのありようや大石さんの取材方法は、とても身近なものだったようです。

ジャンルの異なる書き手同士ならではの、多彩なテーマが浮かび上がるとても新鮮な対話をどうぞお楽しみください。[S]

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