11/19 『相倉久人にきく昭和歌謡史』刊行記念トークショー開催

9月に刊行、好評を持って迎えられている新刊『相倉久人にきく昭和歌謡史』の刊行を記念して、音楽プロデューサーの佐藤剛さんをゲストにお迎えして、音楽ライターで相倉夫人の中安亜都子さん、著者の松村洋さんとともにトークショーを開催します。

佐藤さんはザ・ブーム、小野リサ、由紀さおりなどを手がけるほか、『上を向いて歩こう』『「黄昏のビギン」の物語』というふたつの傑作音楽ノンフィクションも上梓されています。

この3人でどんな話が展開されるのか、どうぞご期待ください。なお、会場の渋谷Li-Poは、本書の元となった元となった対談が行われたお店です。ご予約はお店へどうぞ。

『相倉久人にきく昭和歌謡史』刊行記念トークショー
■日時:11月19日(土)14:30開場/15:00開演
■トーク・ゲスト:佐藤剛(音楽プロデューサー) 出演:松村洋、中安亜都子
■入場料:1500円+オーダー
■ご予約・お問合せ:info@li-po.jp 電話03-6661-2200(平日18時~24時)

■著者プロフィール
相倉久人(1931〜2015)
1931年東京生まれ。東京大学文学部(美術史)在学中からジャズ評論を執筆。その後、ライブの司会などを通してジャズの現場に深くかかわった。1970年代以降はロックやポップスを論じ、日本レコード大賞の委員も務めた。主な著著に『新書で入門ジャズの歴史』(新潮新書)、『相倉久人のジャズ史夜話』(アルテスパブリッシング)、『されどスウィング』(青土社)のほか、『モダンジャズ鑑賞』『ジャズからの出発』などがある。2015年7月没。

■出演者プロフィール
佐藤剛:1952年、岩手県生まれ。1977年からシンコーミュージックで甲斐バンドのマネージャーを担当、後に独立。1988年から2008年までファイブ・ディー代表として、ザ・ブーム、喜納昌吉&チャンプルーズ、小野リサ、ハナレグミなどをプロデュース。近年は由紀さおりなどを手がけるほか、ノンフィクション作家として『上を向いて歩こう』『「黄昏のビギン」の物語』を発表。いずれも高い評価を得ている。2015年、ミュージックソムリエ協会会長に就任。

中安亜都子:70年代より音楽誌の編集に携わり、後に音楽関係のフリーライターに。アーティストの真意を探るべくミーハー精神をフルに発揮して、数多くの音楽家へのインタヴュー取材を行なってきた。大滝詠一、大貫妙子ら日本の音楽家をはじめ、ポール・マッカートニー、カエターノ・ヴェローゾらにも取材。関わってきた雑誌は日本版ローリング・ストーン、GORO、ハイファッション、FIGARO等々。最近DJデビューを果たした。相倉久人とは1976年に結婚。

松村洋:1952年大阪生まれ。音楽評論家。とくに沖縄の音楽文化、タイを中心とした東南アジアのポピュラー音楽文化、流行歌を通した日本近現代史の考察に力を注ぐ。映画評、書評なども多数執筆。主な著著に『日本鉄道歌謡史(1・2)』(みすず書房)、『唄に聴く沖縄』(白水社)、『アジアうた街道』(新書館)ほか、共著に細川周平編著『民謡からみた世界音楽』(ミネルヴァ書房)、井上貴子編著『アジアのポピュラー音楽』(勁草書房)などがある。