日本伝統文化振興財団のブログで『箏を友として』が紹介されました

公益財団法人日本伝統文化振興財団のブログで、千葉優子著『箏を友として』が紹介されました。

じゃぽブログ|宮城道雄没後60年の年に

箏を演奏したり邦楽に興味がある人はもちろんですが、よく知らないという人にも、時代が大きく動いた大正から昭和にかけて才能を開花させ、後の日本の音楽界に大きな影響をもたらした芸術家の伝記として、面白く読めると思います。盲目であったことや悲劇的な最期から、淋しい人生を想像する人もいるかもしれませんが、実はまったくその逆で、友や家族を愛し、何より音楽を愛して各地を飛び回った、朗らかで快活な人物像が浮かんできます。

この記事の最後に紹介されている2枚のCD、『諸派の名手の演奏で聴く 宮城道雄作品集(上・下)』は、1980年12月、新宿・朝日生命ホールで開催された「第2回宮城道雄記念館主催公演」をライヴ収録したもの。わたしもこの本を編集するにあたって、繰り返し聴いた名盤です。本といっしょにぜひ聴いてみてください。

[木村]